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2004年06月25日

個人病院の医療法人化について

 東京都内の消化器を中心とする個人病院68床において、院長より社団医療法人化を依頼された。以前にも86床の個人病院で依頼されたが、いずれの場合も今日まで長い間法人化を目指してきたが、その都度会計事務所に個人の借金が多くて不可能とレッテルを貼られてきたとのことであった。
 しかし、心配することはない。要は自己資本を最小限にして法人に負債をどの程度負わせるか、そしてそれに見合った売掛金や貸付金、建物などどこまで法人に組み入れるかの組み合わせの技法で工夫をすれば絶対不可能ということはない。尚、近々上記二院とも認可される予定である。

投稿者 noguchi : 14:32 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月23日

最新の乳ガン検診と手術について

 私が理事長を務めるNPO IHMAジャパンは今年で5周年を迎え、「健康で生き生きとした社会づくり」をテーマに毎月専門家を招き、講演セミナーを行っているが今回は「乳ガンの最前線」というテーマで医療法人ブレストピア理事長 難波清先生のお話を伺い、大変感動した次第である。
 ブレストピアでは今までの触診中心の検診からいち早くマンモグラフィーと超音波検診、さらには内視鏡による乳腺検診や生検を行い、超早期発見で3m/m以下(1cm以上になると転移している可能性が高い)のガン細胞発見に努めており、また、治療面においては我国初の超音波集束治療器械(MRIと超音波の組合せ)を取り入れ他の健全な細胞を痛めずにガン細胞のみを高温で死滅させる画期的な手術法を用いることで乳房を痛めたり変形させずに完治するに至っている。また、何回手術しても後遺症が残らないという、まさに理想の検診治療にわずか36床の小さな民間病院が自力で取り組まれている姿に神々しさを感じた。

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2004年06月22日

IT化のすすめ

 私が代表を務めるメドックスグループ三社はそれぞれのIT化とホームページ充実を目指し、システムの見直しと再構築をはかったところ、外注先の見積もりに大変大きな開きがあることに驚かされた次第である。これからの時代IT格差は開く一方であり、IT化は自社の全員で取り組むべきであり、ITに興味のある若い人をエキスパートに育てる事が遅いようで早道であることを痛感させられた。
 63歳の私自身がパソコンの猛特訓を受け始めたこの頃である。

投稿者 noguchi : 14:29 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月21日

美味求心

 昨日、群馬県水上の某温泉で久しぶりに休養させていただいた折、温泉もさることながら料理が大変美味で高い人気の宿と言われるだけあると納得させられた次第である。
 マスコミで料理の鉄人などともてはやされた薄っぺらな創作料理とは違い、料理人の確かなウデと料理づくりに込める心を感じた次第である。
 私は永年にわたり玄米食を中心とした粗食にしているせいか、本物の味に舌だけでなく、全感覚が敏感になっているのかもしれない。

投稿者 noguchi : 14:29 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月20日

院長夫人塾で思ったこと

先週第12期院長夫人塾で塾生達は遠方より上京され、長時間ぶっ通しの講義にもかかわらず、難しいマーケティング理論の真髄をしっかりと把握されたことに敬服させられた。
 今日、病床が半減されようと言われる大変厳しい医療経営環境において特に民間の中小病院は医療法人といえども家業的にならざるを得ず、おやじこければ家族の全財産まで失ってしまうのが現状である。
 本当の女房役はこのように我が身のこととして真剣に経営に参画し、院長と一体、公私一体の人でなければつとまらない。生半跏な経営では存続発展が難しい時代になったといえよう。

投稿者 noguchi : 14:21 | コメント (0) | トラックバック