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2004年08月16日
言葉の大切さ
最近、言葉の乱れや安易な言葉づかいに対して各方面から見直しの気運が起こっていることは素晴らしいことと思う。
親が子供につける名前に以前「悪魔」が問題になったが、それ以後「怨」や「死」など誰がみても付けられた罪もない子供に悪い影響が将来出てくるのは必然であり、人間愛の面からも許せるものではない。お釈迦様は無財の七施の中で人に対して愛語を用いることを薦め、我国でも言葉は言魂(ことだま)といって言葉が人に大いに影響あるものとして言葉を大切にしてきたものである。
医療でも痴呆を病名でアルツハイマー、精神分裂症を統合失調症と改めることで患者さんや家族も大いに解放されたと聞く。超高齢化社会の時代を迎え、老人という言葉もシルバーや熟年など明るく積極的に生きる人のイメージを今後もどんどん工夫したいものである。
投稿者 noguchi : 2004年08月16日 14:07
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