2004年08月03日
良いことはなかなか伝わらない
昨日ステビアという中南米を原産地とする植物に大いに魅せられその優れた効能を世に広めようと20数年にわたり全財産と全人生を懸けて開発してきた社長に親しい人の紹介でお会いし大変感銘を受けた。
ステビアは菊科の植物でその葉から抽出される甘味は砂糖の250倍はあると云われ甘味料として使われているが、それだけではなく実は茎を構成する成分に様々な効用があることが大学など多くの研究機関によって最近次々と実証されてきた。人間や動物など活性酸素を抑制、植物には甘さや本来の味をもたらし農薬ダイオキシンなどを除去するなど今後、画期的な用途が期待される。
しかし、我国においては諸外国や既得権を持った業界の抵抗勢力によって例えば、坂村健氏の開発した我国独自のコンピューターソフトが永らく押さえつけられ、最近ようやく日の目をみる状況となったことを考えると、このステビアにもこれから永い戦いが待ち受けているのかもしれない。開発者は夢を持ち続け忍耐強く消費者に訴え続けるしかない。消費者こそ唯一の味方である。
投稿者 noguchi : 2004年08月03日 14:40
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nichiiken.com/mt3/mt-tb.cgi/19