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2004年10月12日

良医と名医

 病院経営塾で「てんびんの誌」を鑑賞後、それぞれの医師の感想を聞いてみるとほとんどが久し振りにウルウルしてしまったと語るのを聞き、ホッとする。
 最近のマスコミには医師の悪い面、偏差値の頭デッカチで感性に欠ける者が大半のように報じられるが、むしろ大半はそうでなく、純真な医師が今日の医療を支えていると言えよう。患者さんや家族の前では毅然とした態度で、喜怒哀楽を見せまいとする医療界の常識よりもある時は患者さんと共に泣き、治癒した時には共に喜ぶ、いわゆる患者さんや家族と一体となって共感する医師、人間味豊かな医師が殺伐とした今日の社会において大きく求められよう。

投稿者 noguchi : 2004年10月12日 14:15

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