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2004年10月28日
商いの原点
病院経営塾では必ず「てんびんの誌」というある近江商人の後継者づくりにまつわるビデオを鑑賞してもらっている。どこにでもいるチビを小学校卒業した翌日から行商させるのであるが、永い間かかってやっと売れるまでの子供の苦労と工夫、そしてそれを温かく見守る家族や親類縁者に頭が下がると共に子供の素直さと誠実さにお客が感動し、買う場面に来ると何度見ても思わず涙が出るのであるが、商品は必ずしもそのものが良いから必要だからといって売れるとは限らず、むしろ売る人の人間性の人格、心に触れて信頼し、安心して購入するのであって、それに企業としてのブランド力やサービスが付加されてトータルな商品力となるものだと教えられる。
投稿者 noguchi : 2004年10月28日 14:22
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