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2004年11月24日
呼称と肩書き
最近、病院において呼称に対する混乱が聞かれる。例えば理学療法士や作業療法士に対して患者さんが先生と呼ぶために、看護師も彼等を先生と呼ぶことに対して医師達からクレームが出るケースが多い。しかし、医師だけが先生という特権階級意識をそろそろ変える時代に来ているのではないだろうか。患者さんが主人公の時代、患者さんの呼び方にならって患者さんの前では先生や院長とかの肩書きで呼び、院内では職員同士はお互いコメディカルとして~さん付けで呼んだらいかがであろうか。また、患者さんに対しても患者さま付けはアナウンスでは構わないが、患者と一対一で対応する場合は親しみのこもったさん付けで呼ぶべきではないだろうか。様付けでは自分と相手との間に主人と召使いの関係のように壁ができてしまい、相手の本当の要望や悩みに迫ることはできまい。
投稿者 noguchi : 2004年11月24日 10:16
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