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2005年01月21日
年賀状に寄せて
近年情報のスピード化、デジタル化の影響で携帯電話やパソコンでのメールのやり取りが隆盛を極めているが、今年も年賀状は廃れていないようだ。
さて、私も年賀状を300枚ほど書くが受け取る賀状は3倍にも及び返事が追いつかない。しかし、その多くは単に印刷しただけのものや一見手書きのようでありながら、パソコンで作られたもので本人の自筆や私だけに対する心のこもった短い言葉する見られないものが大半である。そのようなものははなはだ印象が薄く、返事を書く気にもなれない。
郵政の民営化や合理化が叫ばれているが、このような虚礼を廃止しただけで相当な合理化ができるのではないだろうか。「便りのない便りは良い便り」とは言っても1年に一度は相手を思いやる気持ちを賀状に載せる大変素晴らしい文化であり、今後も廃ることはあるまい。私は年賀状は新年明けてから書くことにしている。前年度に書いて出し、正月一日に丁度届く形式を重んじるよりも新しい気持ちで心を込めて書きたいからである。
投稿者 noguchi : 2005年01月21日 10:15
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