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2005年01月25日
極端から極端へ
先週、山形県の天竜と尾花沢に出張して病院経営塾を卒業された2ヶ所の病院長から歓迎を受け、食事から宿まですっかりお世話になり感動した一日であった。東京から現地に入ると想像もできないくらいの寒さと積雪が1~2mもあり、温泉につかれば非日常体験が良い刺激と身心の疲れを大いに癒してくれるものであった。 しかし、その一方で現地の人にとっては屋根の危険な雪下ろしや雪かき、そして寒さや交通の不便さなどに見舞われ、我々部外者にはその大変さは理解できない。また、旅館では大変美味で豪華な食事と飲み物、贅沢な造りの建物や調度品家具、さらには温泉と至れり尽くせりのサービスは私が時に行く地方のひなびた湯治のための温泉宿とは両極端の内容ではあるが、ただ共通する点は迎えてくれる現地の心のこもった人々のサービスである。
医療機関においても急性期から慢性期、大中小病院と診療所の違いはあってもサービスをする職員たちの心が良い病院、悪い病院の評価を大きく左右するものである。
投稿者 noguchi : 2005年01月25日 09:22
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