2005年03月22日
青森を訪ねて
先週、雪深い青森を仕事で訪ねた折、現地の生活の一端に触れしみじみと雪がなく、極寒でない東京にに住んでいることの有り難味を感じた次第である。
青森には十和田湖、浅虫温泉、世界文化遺産のブナ林で有名な白神山地やねぶた祭りなど常に観光として訪れ、自然が豊富で人情あふれ食べ物も魚介類や山菜、果物などが豊富でおいしく大変羨ましく思っていたのだが、現地での生活となれば、冬の寒さそして今年の例年にない大雪で一日のうち3~4時間連日除雪作業に追われ、また交通機関にもそのために支障を来たし、現地の人達のご苦労には大いに頭が下がった次第である。
大都市に住み、仕事をしている我々は常に能率や効率を追求し、地方の遅れを非難するが、日本のように狭い国土ながら地方それぞれが外国にはない気候や風土、文化による大きな違いを大切にすることから日本という世界に類を見ない豊かな文化国家を育むことが即、日本というかけがえのない世界文化遺産になるのではないか。
投稿者 noguchi : 2005年03月22日 16:08
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