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2005年03月24日

根っ子

先日、早朝の通勤途上に東京 代々木の明治神宮の森を散歩した折に樹木の地面に接する根元に様々な形があることに気がつかされた。銀杏の木は根が地表に盛り上がり、椎や楠は地面を押さえ付け、杉は根は見えず幹がそのまま地中に入り込むといった三者三様である。

しかし、根っ子は地表に出ているよりもはるかに地中深くに根ざし、地上の重い枝葉が強風に揺れる大きな負荷を支え、吸収する力強さを想い、大いに見とれてしまった。特に地表にたくましく根っ子のたくましき姿を現しているものよりもむしろ杉のように地表に根が見えない樹木ほどその深さ、強さを感ぜずにはいられない。

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投稿者 noguchi : 2005年03月24日 11:08

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