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2005年04月06日

サクラ三題~蕾~

春一番が吹くと三寒四温、春の到来を告げる。サクラの露払いとして九州、紀伊、房総には菜の花が咲きにおい、こぶし、沈丁花に至ってようやく待ちに待った桜の蕾にたどり着く。蕾は日に日に大きくふくらみ、まるで学校への入学に胸をふくらませる児童のようでもある。蕾の大きさと色で枯れ枝が息を吹き返し、樹々の色が明るく変わる。

サクラの饗宴に満を持して秘めたる蕾のエネルギーは日に日にスピードを上げて大きく成長し、ついには待ちきれずに気の早い花が一輪、又一輪と飛び出す。今年の長く厳しかった寒さに対して、春の到来がひとしお心を明るくし、経済や政治にも新しい何かが始まると期待に胸が膨らむのは私だけであろうか。

特に暮れから今日まで災害や豪雪に見舞われた北国を思うとホッとするこの頃である。

sakura.jpg

投稿者 noguchi : 2005年04月06日 11:00

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