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2005年05月24日
緩急と集中力
長時間同じ仕事に対峙していると、だんだんと疲れが出てそれ以上続けるとダラけてしまい勝ちである。又、それだからと言って目先を変えて異なった仕事に変えても疲れた後からでは返って身が入らない。そこに緩急が必要となる。即ちしばらく集中して疲れを感じたら、ひと時休む。休むとはポケーとして何もしない。
集中とは今、ここ一瞬の集中の連続であり、肩に力が入らず、そのことと一つになる。即ち我を忘れる。それだけになる。これを三昧の境地というが、そういう場合は疲れをも忘れ、経ってから心地良い疲れを感じる。しかし、心地良い疲れであっても生身の人間である限り心は疲れなくとも集中していると、神経や肉体には力が入り歪みが出てこれが元の正常な状況に戻らないと次なる緊張を伴う仕事に対して集中しにくくなってくる。
疲れはその時々に、又は一昼夜で翌日に残さぬことが原則であるが、同じような仕事の場合はどうしてもマンネリに陥り勝ちとなる。
投稿者 noguchi : 2005年05月24日 08:55
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