« 今、ここへの集中 | メイン | 後継者セミナーで感じたこと その1 »
2005年06月10日
健康を考える
かのバブル経済がはじけて久しいが、未だに景況感が国民に実感されない状況が続いている。そこで今日・未来の景気を支える産業、ビジネスとして儲かる産業は情報産業、環境産業、健康産業といわれ、盛んに研究、開発投資が行われている。中でも健康産業はヘルスケア産業とも言われ、健康のみならず、予防・介護まで含んだ概念も取り込んで、建設業から外食産業まで多くの企業が参入し、活況を呈している。
さて、健康とはWHOの定義では「何事に対しても前向きの姿勢で取り組めるような、精神および肉体、さらに社会的にも適応している状態をいう」とある。しかし、我国の社会性からみると一般的にソフトに対してお金を使わず、物やサービス行為に支払う傾向が強い。例えば健康食品やサプリメント、果てはフィットネスにいたるまでかなりのお金を使い、医療や予防には使いたがらない。どうも心の持ち方、精神の大切さを置き去りにして肉体のみの健康や美に偏る傾向が強い。これでは日日の生き生きとした営み(生活)は永久に実現できないことにそろそろ気づかなければならない。
投稿者 noguchi : 2005年06月10日 16:43
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nichiiken.com/mt3/mt-tb.cgi/73