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2005年06月22日

後継者セミナーで感じたこと その2 父子の確執

 折角すばらしい子息がいながら理事長たる父親と後継者である長男又は子息との確執がある。その理由として長男が今まで父親の言うなりに素直に従ってきたが、ある時点から自分の人生を真剣に考えるうちに親に対して自己主張や意見を言うようになり、信頼関係が崩れる場合や父親が気力、体力があると自信を持つがためにまだ渡せないと頑張り、子息が力を発揮できないまま歳をとり、あせりや気力の減退しないうちに何とかしようと反発するケースが多い。最悪なのは親が対外的に院長や理事長の肩書きを失いたくないといったエゴでいつまでも地位を子息に渡さないといったエゴでいつまでも地位を子息に渡さないといった笑えないケースもある。一般企業においては大企業でも40代が社長になる時代である。時代感覚が古い70代も越えたら、少なくとも技術上の責任者としての院長職は譲るべきであり、できれば理事長職も譲るのが後継者育成のコツである。若い伸び盛りの秘められた成長力を信じ、育成に務めなければならない。

投稿者 noguchi : 2005年06月22日 14:44

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