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2005年09月05日

米国医療と日本医療

今日我国の医療は米国に比べて医療技術では遜色はないと言われているが、果たしてそうであろうか。

米国では、1960年早々に弁護士のラルフネーダー氏より車の安全をきっかけとして大規模な消費者運動が起こり、ケネディが大統領に就任するや消費者宣言-消費者の守られる4つの権利が打ち出され、それ以後、医師に従順な患者から自己主張やチェックをする賢い消費者に大きく流れが変わった。

特に最近では説得から納得の医療へ、部分から全体(ホリスティック)医療へ、人の自己治癒力と免疫力重視へと様変わりしてきており、また西洋医学だけでなく相補医療や代替医療として東洋、インド、ギリシャ、欧州の伝統医療やカイロ、マッサージ、手かざしなどの新しい手技の医療、さらには自然界の有機物から抽出したサプリメントまで取り入れた医療を試行し、我国ではその取り組みが10年~20年遅れている状況にある。

投稿者 noguchi : 2005年09月05日 09:08

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