日医研では過去28年間にわたり“よき医療は、良き経営から”をモットーに600名以上の全国中小病院の理事長・院長を対象に「病院経営塾」を開催して参りました。

最近の病院経営の課題として頻繁に取り上げられるのは

       人材の確保(ドクターとナース)

       利益確保のための生産性の向上

       人口の過疎化と老齢化への対応

などですが、上記に関連してAIとITを駆使した医療についてセミナーを開催させていただきます。

 近年、AI(人口知能)を使った技術がこれからの世界を変え、労働者は40%要らなくなるなど早くも金融機関や会計事務所などでは人減らしが始まっています。既に医療においてもその波は押し寄せており、独・米国の先駆者に勝るとも劣らないソフトは開発したUbieベンチャー企業と塾生でもある隈夏樹先生の取り組む電子カルテとその周辺システムやネットワークを駆使したワンストップサービスの外来システムをご紹介します。

 自院にAIとIT化を取り入れてゆきたいと考えている先生方、是非セミナーにご参加ください。また、優れた経営を実践されている病院経営者の交流の場として活用いただければと願っております。


 
日 時
  2018年月18日(土)  14:00-17:00  


 


「人口・労働力減少に対応する
             経営戦略


    〜AI問診システムと進化する電子カルテ〜

                

 



こんな方 ぜひご参加ください!!      
 

・診察時間が半減できるというAI問診システムについて知りたい


・電子カルテの導入によって外来患者数を伸ばしたい


・IT化によって患者情報の共有化を進めたい

・全国の意欲ある病院経営者と交流を図りたい

 
  セミナースケジュール
   
14:00-14:30 参加者紹介と経営課題について
                   
       (株)日本医療経営研究所 代表 野口哲英

14:30-16:30 セミナー
       
       Ubie株式会社 共同代表取締役 阿部吉倫 先生
                   
       (医)神甲会 隈病院  理事長 隈夏樹 先生

16:30-17:00 質疑応答
         

 
  2025年問題に対応するカギはAI(人口知能)とIT化・・・  
 
AI問診システムUbie
 
東京大学医学部出身の若手医師と工学部出身の若手が設立した
Ubie(ユビー)は2018年1月末に病院向けにAIを使った問診システムの提供を始めた。
 現在は患者が紙に書く問診表をタブレットに置き換え、症状や痛み、年齢、性別、病歴などを入力してもらう。AIには論文を書籍(世界の医療学術論文5万本を超える)を基に症状と病気の関係を教え込んであり、患者の回答に応じて質問内容が変わる。問診の結果、疑われる病名を表示し、医師は患者が診察に入る前に病気を推察できる。問診内容は医療用語に自動変換し、電子カルテに複写しやすくする。
 阿部氏によれば「AI問診の導入で診察時間を約35%減らせる見通し」と話す。実証実験を進めている。

【採用の利点】

 ・ 初診患者に対する問診時間が短縮でき、生産性が向上する

・医療業界が最も遅れている働き方改革に貢献できる

・正確な問診・診断で経験に頼っていた担当医のレベルのばらつきに診断に対して質の向上が得られる。


 
電子カルテ導入後は一日平均外来患者数は600人を越える
 

隈病院は阪神淡路大震災の被災を契機として2005年に大規模な改築工事を行い、電子カルテを導入以降は関西圏を中心に全国から患者さんが訪れる病院となった。そのIT化は電子カルテを中心に、部門システムだけでなく、患者案内端末、WEBでの診察予約システムなどを採用。これらのシステム全てを連携させ、DWH※1も導入した。

 更に2011年に外来拡張工事を行い、電子カルテや読影画像システムを刷新、診療体制の安定充実に努めている。


※1 DWH(データウェアハウス):企業などの業務上発生した取引記録などのデータを時系列に保管したデータベース



【ワンストップサービスの外来システムを構築し、患者満足度を向上】

 同院の外来システムは、1日で「診察」「検査」「結果説明」「処方」「手術予約」「再診予約」まで行えるワンストップサービスが特徴。

遠方から来られる方が多く、来院の負担を少なくするため、システムの活用だけでなく、現場スタッフのきめ細かい配慮も心がけている

  病院プロフィール  
 


医療法人神甲会 隈病院は1932年開院。
1966年に2代目院長 隈寛二が就任し、甲状腺疾患専門病院となる。1976年〜86年にかけて、順次病院を建替えて25床から57床へ増床。2005年大規模増改築と同時に電子カルテを導入。2010年隈夏樹理事長就任。2011年電子カルテリプレイス。病床は58床となる。

 
講師紹介
主催者

  野口 哲英

 (株)日本医療経営研究所 代表取締役
 (株)メドックス取締役会長

「病院経営塾」「経営管理者塾」を26年にわたり主宰。総勢600名
を越える。 
【著作】「新・病院経営塾」「病院経営塾」ほか病院経営本など多数

講 師
 阿部 吉倫

Ubie株式会社 共同代表取締役 医師

東京大学医学部医学科卒。 東京大学医学部付属病院、健康長寿医療センターで初期研修了。 血便を放置し48歳でこの世を去った患者との出会いをきっかけに、 医療に貢献する方法は病院で患者を治療する事に限らないと確信し、未病検出の為の人工知能の開発に傾倒。 病名予測アルゴリズムを開発。
講 師
  隈 夏樹

(医)神甲会 隈病院 理事長

隈病院の一日平均外来患者数は600人以上。甲状腺治療専門の病院として全国から訪れる患者に高度な医療を提供し、甲状腺治療の発展に貢献している。2005年には電子カルテを導入し技術の進歩に合わせて、より効果的な情報活用を追求している。


     

定 員

先着  20名  ・・・定員になり次第締め切りとさせていただきます
 
     
会 場
品川高輪倶楽部 (JR品川駅 徒歩3分)
  
 
     

費 用
 

一般   25000円 / 1名 (懇親会費別) 5000円 /1名

7月末まで早期割引価格です 25000円20000円



 
     
     

お申込みは info@nichiiken.com

または お電話 03-5206-8199へ

 
 
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