医師の役割は見込みのある患者とQOLを阻害しない症状管理と最終看取りであり、その間のホスピス療養と介護は看護師と介護士が最適とこの施設で証明されています。家族も宿泊でき安心して平穏な日々でモルヒネに頼らずとも痛み・苦しみからの解放・QOLと平穏死の実現をサポートしております。末期がん患者専門の看取り施設「はなみずきの家」は川越でオープンし、昨年は浦和美園にも「はなみずきの家 浦和美園」がオープンしました。その心のこもったサービスは利用者・家族の方々から大変感謝されており、事業としても大いに発展し続けております。2025年問題、増え続けるがんと多死社会の到来、こうした施設は今後ますます必要とされ、きわめて意義深いものと確信いたしております。特にクリニックで訪問診療・看護で看取りをされている先生方の参加を願っております。
日本医療経営研究所 代表取締役 野口哲英
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