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●病院管理監督者としてマスターすべき全てが網羅された研修 北斗病院　経営管理部長　鈴木秀雄様 当時は事務次長職を拝命したばかりの頃で、病院長から事務長育成塾を受講するよう命を受け非常に戸惑いました。また、開設して1年半の病院の状況から研修を受ける時間が果たしてとれるのか私なりに苦慮しました。事務長育成塾受講人員は8名で、マンツーマン研修そのものでした。 カリキュラムも当初は良く理解できませんでしたが、財務論、人事管理、職能関係論、医療法、医療行政の将来展望等を中心とした病院管理監督者としてマスターしなければならないすべてが網羅された研修でした。本年3月に米国の医療体系を知りたく10日間程渡米しましたが、DRG、HMO等の医療制度を短時間に一定程度理解できましたのも事務長育成塾での基礎知識を習得していたことが大きな事であったと思います。 ●倉敷平成病院　元事務長 林 茂様（日綱記念病院　現管理部長） 私は大学卒業後約20年ほど病院に勤務し、公的機関の主催する事務長養成研修や病院団体の通信講座などを受講しました。しかしこれらの研修は、いずれも管理学の域を出ず知識と方法論の解説に終始したものでした。施設や人事、労務、財務などの管理ができれば事務長としての役割が果たせるだろうとの考え方からの講義ではなかったかと思います。 しかし、昨今の病院経営は、それだけでは成り立たないことも事実です。私が病院経営に必要だと思うのは次のようなことです。 1.経営とは1＋1を2ではなく、4にも5にもすること。そのカギは先ず自分が夢を持つこと。 2.職員の心に火をつけ、心の内部から湧き出すエネルギーをまとめて病院発展の原動力とすること。 3.力がなければ明日にもつぶれてしまうかもしれない組織を守り、発展させることは、男子一生の仕事として誇るに足るものであること。 以上のことから、ただ単に講義を聞くだけでない形の勉強会は、今後、必要なものと思い、事務長の皆様にご推薦いたします。 ●経営管理者塾に参加して　小泉　徹郎　様　（医療法人芙蓉会　村上病院） 研修内容は野口先生の十年以上前に書かれた書物を拝読し、医療分野が抱えている問題が現在も同様に存在する事に驚き、その問題点についての解決点を的確に指摘している事について、医療関係の抱えている問題点の根深さとすぐに改善することができない業界の体制及び野口先生が深く医療業界に精通していることに対する研修内容の充実に感謝しております。 ●経営管理者塾に参加して　井上　裕作　様　（医療法人愛和会　愛和病院） 私が医療業界に転職をして四年半になるが、それなりに病院に順応し、企画を担当する部署の新設に携わり病院内でのポジションを確立してきた一方で、自分自身アウトプットが薄まってきている感覚がある時の受講でした。塾では医療業界の特徴や病院が置かれている経営環境を改めてじっくりと学ぶ事ができた。一般企業では当然と考えれているが医療機関ではあまり意識されていない変化の重要性、経営者感覚、権利と義務の考え方等の大切さの重要性を確認できた。人事部門を兼務することになったので、病院の理念・経営方針に沿った人材計画の遂行をしていきたいと思う。 ●経営管理者塾に参加して　林　由美子　様　（医療法人慈恵会　吉田病院） 理事長命令で「きっと今の自分に学びになることが多いに違いない」と疲れ気味の体を奮い立たせての参加でした。全4回出席して本当に良かった。心からそう思います。リーダーとしての考え方、態度、経営計画、病院として勝ち抜いてゆくために自分が行っていかなければならないことも理解でき、頑張りたいと思っています。簿記の仕訳は難しかったですが、これを機会に学びたいと思います。