メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その2
2003.06.02

〜“デモ”“シカ”病院に未来はない〜
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 病院経営の良き時代は、戦後の病院不足、医療過疎の時代 を経て、地域医療計画による過剰病床規制に至り、終止符が 打たれた。その後は、今日まで年々厳しさが加わり、とりわ け診療報酬のマイナス改訂、患者自己負担3割、平成15年8月 までの期限付きの一般病床と療養型病床区分の届け出など矢 つぎ早に打ち出される国の施策で、かなりの民間病院が病床 削減、病床閉鎖、病院の売却(M&A)等へ追い込まれるに 至っている。

 このような時代に、これまでのような経営者の心構え“療 養病床にでもするか”はては“療養病床にするしかない”と いう姿勢では早晩、生き残りはおろか、淘汰されることは必定である。

 一般企業からみれば病院経営はまだまだ甘く、そのために 株式会社の参入による改革が叫ばれる所以である。誰でも経 営の発展を望まないものはない。ピンチはチャンス、覚悟を 決めて意志決定をすることからはじめなければならない。



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