メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】 |
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その32
2004.01.22
〜マーケティング その1〜
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ひるがえって病院経営をみるに、厚生行政が地域医療計画か ら始まって病院過剰、病床過剰に対する病床政策をとるに至 ってもまだ商品ありき、科目ありきの前近代的経営から抜け
出せないところが多いのが現状である。病院が病院の都合を 忘れて病院ありきから患者さんありき。“何を誰に”から“ 誰に何を”提供すべきか、患者さんの都合に合わせることが
これからの経営である。患者さんが何を望みどうして欲しい のかをもっと真剣に考えればいくらでも医療のありようが見 えてくるはずである。健康保険制度と診療報酬制度の枠の中
でしか考えていない医療だけでは患者さん達は最早満足しな い。要領良く保健点数の選択によりかかる、換言すれば今、 便利を脱して一歩でも二歩でも先を行く医療や周辺サービス
を提供してゆくこと、即ち今不便が重要なポイントである。
さて、それでは病院に於ける具体的な商品とは何であろうか。
その構成要素は
1 医療技術
2 サービス
3 アメニティ
に分解して考えると把握しやすい。
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