メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その34
2004.02.10

〜マーケティング その3 商品の拡がり〜
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医療に求められる商品の役割の本質は「安心」が基本であ る。夜中や休日でも開いていてよかった。心配や苦痛にすぐ 対処してくれる。又場合によっては他の信頼できる医療機関 に即座に紹介してくれる。これらのことができない病院は病 院失格である。最近当直を拒否する医師が増大しつつあるが、 勤務医のモラル低下として憂うべきことである。又、今後中 小病院が自院の特徴を先鋭化しなければ生き残れない時代に おいて、自院で出来ることと出来ないことを明確にし、自院 にない技術は優れた医療機関と連携して対応しなければなら ない。収益確保のために患者を無意味に引き留めておいては いけない。それが患者さんからの信頼の基である。

医療は人の生、老、病、死の一生に関わり、医学的知識と 技術を用いて関わり「安心」を提供してゆくものである。そ の面から病院が治療の付帯業務として今後イニシアティブを 握れる分野は、トータルヘルスケアの各分野、即ち健康増進、 健康維持、予防、ケア等であり、運動、生活習慣、食生活、 メンタルヘルス等の実践指導やコンサルティングが求められ ている。そのためには単独で運営するか、又は民間の優れた 関連業者と提携することによってこれらの業務は新たな収益 源として大いに期待できる。




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