メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その37
2004.03.12

〜マーケティング その6 医療に何が求められているか〜
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地域の人達が医療に何を求めているのか、自院に何が求め られているのかを知るには第一に素直な心で積極的にお客の 声を聞くことである。

その方法としてまず一つは先に述べた人の一生に於ける様 々な生活の場面で生ずる幸せ、健康、不安、病気、終末とい った面で自院の医療技術がどう役立ちうるのかを異業種の人 達を交えて開発し、お客に提案する。例えばコンビニエンス ストアの勇、セブンイレブンではお客の商品に対して持つ価 値とは何かを常に考え、仮説をもってメーカーと共に開発し 提案することを続けた結果、今ではユニークな独自商品(P. B)として全売上げの40%程を占めるまでに至り単価の高く 粗益率の高い商売を実現している。

ひるがえって医療を見れば医療機関は病人が増えなければ 経営は成り立たないと思っている。しかし患者側からみれば もう病気になりたくない。自己負担増でなるべく医療機関に かかりたくない、健康で元気でいたいが本音である。

市場の本当のニーズはここにありこれからは予防や健康面 の商品開発に力を注ぐべきである。人は前向きのところにお 金を喜んで使うのであり、病気という暗い後向きのところに は仕方なくお金を使うのである。




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