メールマガジン　【病院経営　存続から発展への道】 ■・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・■ 《 病院経営　存続から発展への道 》 その47 2004.06.21 〜マーケティング　その16　顧客により高い満足を与える〜 ■・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・■ 次にハードたる施設のアメニティーについて述べよう。 まず第一に駐車場はたとえ都市にあっても今日では設ける ことが必要条件であるが、特に夏は広いほどアスファルト舗 装による高熱作用と照り返し、そして排気ガスで来院者のみ ならず、周辺住民にも悪い影響を与える。 今日企業の社会的責任が厳しく問われる中、大都市ではビ ルの屋上を緑化する傾向が強まっている。屋上より広い駐車 場こそ緑化が必要であり、公益的な役割を担う病院こそ駐車 場に樹木を植え、環境浄化に貢献すると共に、身心病む人に とっても爽やかな空気と樹陰、そして鳥のさえずりによって 癒しの環境を提供できよう。 次に建物のデザインは病院の経営姿勢が如実に現れる大切 な要素である。身心病む人に対して温もりのある、そして美 しく汚れにくい建物でなければならない。そしてやたらにゴ ージャスで建主の悪趣味や殺風景なデザインは避けなければ ならない。 戻る