メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その52
2004.08.09

〜マーケティングその21〜診察から治療におけるホスピタリティ〜
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 さて、次に医師の診療行為におけるアメニティに対して患 者さんや付き添いの保護者の願いは信頼、安心、希望、勇気 づけを得たいというところにある。それ故にその主導権をと るのが医師であることから医師の言葉遣いや態度、身だしな みなど最も重要視されなければならないところである。

 診療室を任される医師はいわば診療所の所長であり、その 人の総合的な能力(技術力と人間の魅力)が病院経営の良し 悪しを左右する最大の要素である。望まれる一定水準に達し ない医師に対して自前で再教育を施すことが今後の病院経営 のキーポイントとなる。技術以外の患者さんに対するパフォ ーマンス、コミュニケーション能力、コメディカルに対する リーダーシップ能力について、多くの大学病院をはじめ、公 的私的病院で学ぶ機会がなかったという医師が多く、元々理 解力の高い人達であるので研修をすればかなり改善されるも のである。

 患者さん本人は当然お客さんの中心であるが、乳幼児やお 年寄りの保護者は意思決定の主導権を握る大切なお客さんで あることも忘れてはならない。


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