メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その54
2004.08.23

〜生産性を上げる その1〜
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生産性とは付加価値に対して経営の4つの資源、ヒト、モノ、カ ネ、情報がどのように貢献したのかをはかる物差しであり、その値が大きいほど良しとする考え方である。

付加価値は一般的には売上高−(原材料+外注費)で表され、企業の内部価値又は内作として企業に残るものであるそこから内部で消費される販売管理費等の通常経費と営業外費用としての金利や賃借料の合計を差し引いて経常利益が算出される。

売上という収益が大きく達成されても原材料や外注費(外部
価値)が多ければ内部に残る価値はそれだけ減少し、事業発展の元となる拡大再生産への投資に用いられる利益も減ることになる。

逆に外部価値がより少なくなれば付加価値は大きくなり人件費への配分や利益の確保がしやすくなる。付加価値を上げるためには売上高を増やすか、原材料をできるだけ安く仕入れると共に材料の無駄遣いを厳しくチェックする。そして外注については優れた外注業者をできるだけ安価に使うことで達成される。





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