同じ人数でもいかに効率性を上げるかには3M(無理 無駄 ムラ)をいかになくすかが欠かせない。無理をして失敗し、手
戻りや損失が生じたのでは収益を減じることにつながる。また
無駄をすることによりそれを補うための人手が増えたり、原材
料を余計に消費することになる。そして仕事にムラがあること
は品質にバラツキを生じたり、工程の遅延を来たしたりして、
結果的に収益がそれだけ上がらないことになる。
これを防ぐ手立ては精神論も去ることながら、システムで補う
必要がある。無理をさけるには事前に無理のない工程や計画が
しっかりと組まれ、無駄はチェックシートや在庫管理システム
による点検が必要であり、ムラの防止にはTQC活動やISOの認証 を取得することが有効となる。
そして更に最も基本となるのは3S(整理 整頓 清潔)が全社
的に徹底されることが重要となる。物を探す時間や他の人との
共同作業を阻害する最も大きな原因は整理 整頓の欠落から来 るものであり、また不潔は院内感染や事故を引き起こす元でも
ある。
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