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メールマガジン【勤務医のための自己実現スキルアップ術】
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《 勤務医のための自己実現スキルアップ術》
その5
2003.11.04

〜肩書きにとらわれるな〜
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人は誰でも思うようにやりたい。時には自分一人が良い思いをしたいと願って行動し勝ちである。しかし、人という字の如く1人1人が支え合いながら生きて生かされているものであり、自己中心的なエゴは例え一時的にうまく行っても先に行ってつまづくことが多い。
 
学閥は閥という仲間をバックにして守ってもらい、他よりも有利に事を運ぼうとするものであり、肩書きは医師や技師、 はては博士といったものを得て社会的、社内的地位を確保し 権威でもって自己防衛やエゴを押し通そうとするものである。 医者は何のために生きるのか、お金や地位、名誉を得ることを目的とするのではなく、身心病む人達を救うこと、換言すればものに仕えるのではなく、ことに仕える(仕事)を本分にしなければ自己実現はおぼつかない。
 
私が尊敬する無農薬・有機肥料で農業を営む人の名刺には 百姓 加藤芳勝氏とあり、又本物のとうふづくり一筋の人に
お豆富(豆腐ではない)屋 安心堂 橋本太七氏がいる。
 
そこには仕事に対する誇りすら感じられる。臨床医であるからには医療現場一筋、一所懸命に尽くせば地位や権力は自然 とついてくる。ましてや多くの人が持つ博士号を取得するために若いエネルギーにあふれ、吸収力のある世代が多大なエネルギーを費やし、お礼奉公などにかかずらうことは国家的損失といえよう。





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