メールマガジン【勤務医のための自己実現スキルアップ術】 |
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《 勤務医のための自己実現スキルアップ術》
その16
2003.02.10
〜何を提供するのか その4〜
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医療機関が患者さんに提供すべきアメニティーとは、建物
や設備機器のハード面に於ける快適性と技術やサービスの 人的なソフト面に於けるアメニティーで構成される。
建物に於いては五感で感じる快適な雰囲気や清潔感が、人
的な面では技術やサービスに於ける正確さやスピードに加え
ていわゆるホスピタリティー(おもてなしの心)が要求され
る。それはやさしい思いやりのある言葉や態度等に現れる。
特に好き嫌いで評価をする感性の鋭い女性が消費をリードす
る時代に於いて、男性医師に対する服装やメガネ、時計など
身につけるもののセンスや、髪やフケ、ヒゲの手入れ、口臭
など身だしなみには注意を要する。
以上述べた技術、サービス、アメニティーは品質の高い低
い、納期の早い遅い、アメニティーの良い悪いで患者さんか
ら総合的に優劣が評価される。とかく医師は技術さえ良けれ
ば事足れりという風潮があるが、これからは病院全体として
スタッフや施設の環境に対してもその良し悪しが自分の評価
にも影響を及ぼすことを考え、積極的に他者に働きかけを行
って共に改善につとめ、相乗効果をあげる工夫や努力を行っ
ていくことが求められる。
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