メールマガジン【勤務医のための自己実現スキルアップ術】 |
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《 勤務医のための自己実現スキルアップ術》
その19
2003.03.12
〜一般医の生きる道〜
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我国医療はいわゆる病床過剰の時代を迎え地域毎に病床数 を決める地域医療計画が施行されて以後、国は医療圏毎に医療の地域完結を目指し、高次機能病院、地域支援病院、一般病院、診療所、介護施設と機能分けを押し進めてきた。
そうした中で医科大学教育は臨床よりも研究に重きを置き、 医師は各専門科の教授の仕切る講座制の元で修業をし、職業
人として社会に出て行った。そのために先に述べた専門科指
向が多勢となり科目のタテ割りが今日まで押し進められてきた
しかしここに来て国試合格後の2年間スーパーローテートの義務化により、今後は専門特化の風潮がかなり変わると共に臨床重視になるものと期待される。実際多く医療機関、中でも民間の二次医療中心の一般病院に於いては専門特化のプロよりも、それを中心とした周辺の疾患や一般的なクリニックで扱う一次医療の疾患をみることが求められている。
修業や見習として勤務するなら選ぶべき医療機関を誤らな いようにしなければならない。
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