メールマガジン【勤務医のための自己実現スキルアップ術】

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《 勤務医のための自己実現スキルアップ術》
その41
2004.10.26

〜手段と目的〜

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最近ドクハラ(Doctor Harassment)という言葉が聞かれるようになったが、確かにある一部の心ない医師が患者に対して強い立場を利用して自分のしたいことを強制するといったケースが存在する。

特に将来有利な地位を求めて手術等専門科目の症例を最短の期間で積み重ねようとするがために医療技術に無知な患者に対して手術をしないと手遅れになると脅かして自分の都合で強引に手術をしてしまう、あるいは新しい技術を試したいがために患者を誘導して治験的に適用して治療を行ってしまう、ひどいケースは命にかかわる症状や女性や男性としての機能を失う結果が分かっていながら行うなどである。目的は患者さんの立場に立って最善のことをする。すなわち自分が患者さんだったらどうして欲しいかを患者さんにしてあげる自他一体の感覚が大切である。

患者さんを無視して一時は自分の思うツボになっても将来バケの皮を剥がされるか、さもなければ一生罪の意識に苛まれ続けることになろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 





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