前回まで組織の活性化におけるリーダーシップを述べたが、これら活性化の仕組みと相まって、組織を構成する個人、すなわち人材の活性化がなされなければならない。個人の活性化においては欧米と日本では根本的に考え方が異なっており、活性化の手法もおのずから異なる。欧米においては人は誰でも過ちを犯すものであり、キリスト教にある神の教えに逆らったアダムとイヴが禁断の木の実を食べて以来、楽園から追放され、自らが働いて生活の糧を得なければならない
労働という罰を与えられた性悪説に基づくものであり、日本では悉有仏性 誰でもが尊い存在として認められその本性を大切にするという文化、性善説に基づいて対応することが求められる。
欧 米 日 本
人は人材として扱う 人は財産、人財とする
人の能力、成績を短期で評価 人の能力、成績を長期に見続ける
アメとムチを使い分ける 人間教育を大切にする
給与格差が大きい 給与格差が小さい
競争原理を用いる 協調、共生を大切にする
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