衆生本来仏なり、悉有仏性と我国では古来より人間に光を当てる考え方が伝統として根づき、我国の優れた多くのリーダーを育んで来たが、昨今の欧米型の人に対する考え方が人間性悪説の影響で、我国にも様々な分野(政治、経済、文化)にまで広がりギクシャクとした対立が生じている。それはさておき、人の育成に限っては人が本来持っている能力を最大限引き出すためには弱い面を強くしたり、悪い面を良くするよりは強い面をより強く、良い面の特徴をより磨く方が人を生き生きとさせ、ひいては組織の活性化にも大きく貢献することがあらゆる場面で証明されてきた。伸びる人の共通して求めるものは
(1) 人は大きな夢やロマンを求める。
類は友を呼び、その人達同志が更に高め合う(グループダイナミクス)
(2) 人は何かに役立ちたいという気持ちを持っている。
人と仕事、人と社会、人と人、人と動物・植物など。
(3) 人は公正を求める。
不正がまかり通るとモチベーションが低下する。
仕事の成果=能力×ヤル気×やり方×ヤル場×公正な評価
(4) 人は良いことに対しては参加の欲求を持っている。
テーマに魅力があればあるほど、参加者も多くなり良い知恵も集まる どう知恵を出させるかがリーダーシップ力である。
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