人材活性化のためには人材の育成が伴わなければ意味がない。さもないと線香花火的にひととき活性化しても、それは長続きしない。リーダーとしての勤務医の自己実現は自分一人では達成できるものではなく、自分を取り巻く多勢の職員達により支えられ、共に発展し合うことで真の達成感が得られる。協働ができる全体調和である。
それぞれの職員においては仕事をする中で、技術が得られる、資格が得られる、人間としての成長が得られる。仕事に対する達成感の喜びが得られる、生活が成り立つ給与がもらえる。これ等個人の利益と活性化した人材や組織によりお客様から信用やブランドという会社として利益が得られ調和する。
つまるところ、職場は人が生きる、死ぬ、生活するということを体得する人生における人間教育の場とも言える。仕事というチャンスと、職場という学校で個人が自らの意志で勉強する。学問を学ぶ学校や家庭ではできない大変神聖な場である。リーダーは部下を教え導くが、逆に部下達からも教えられ導かれるものでもある。
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