メールマガジン【医師のための禅】 |
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《 医師のための禅 》
その18
2004.04.02
〜待ち時間の短縮 その3 新患に対して〜
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病院に於ける待ち時間の短縮に効果を上げる方法は新患に
かける時間の短縮である。新患の患者さん程待っている間の
不安や苦痛は大きい。より早く診てあげる、待たせないこと
が患者満足の最大の要件である。
それには医師が問診・診断・治療を行う過程のうち、問診
を待ち時間の合間に信頼のできるベテランのナースなどに医
師の作成した問診表を元に別室で事前問診をしてもらい、ド
クターはそれを参考にして残る重要な診断のポイントに絞り
問診を重ねれば診察時間は大いに節減できよう。
このように待っている間にゆったりとやさしく初診患者さ
んに接し、不安や苦痛を吐き出させることにより、それが和
らぎ、又ドクターも要点のみチェックできイラつくことなく
接することができよう。
コメディカルを信頼し任せるとは「・・自己を忘るるとい
うは万法(コメディカル患者)に証さるるなり。万法に証さ
るるというは自己(ドクター)の身心及び他己の身心(コメ
ディカル)をして脱菩せしむるなり」でコメディカルも医師
のパートナーとしてやり甲斐を感じ一体感を作れることにな
り大いなる相乗効果を生むことができる。
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