最近日本のプロ野球では有力な選手の米国メジャーリーグへ の移籍ブー
ムで高額な契約金や年棒を獲得するケースが増え、その影響か、我国の契
約更改に於いても年を追う毎に高額な契 約更改を主張する選手が増えて
きている。
さて、医師に於いて医療の頂点に立つプロとして求人側に対して自己主張を
強めかけ引きすることが果たして得策となるであろうか。プロスポーツ選手
の場合は活躍できる期間が限られ、時にはケガや故障で早期に引退せざる
を得ない事も起こりうるので、できるうちに最大限稼ごうという意識が働くの
も無理もない。しかも複数年契約といっても年棒は年度毎に厳しい評価にさ
らされ、且つ多くのファンという衆人の目にもさらされ、時には大巾なダウン
さえ余儀なくされる大変不安定な職業であるということを念頭に置かなけれ
ばならない。
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