我国の国民性は争い事を好まず和を大切にする風土や文化で ある。それ
に対して外国特に米国に留学し、臨床経験を積んで 帰国した医師達には自
己主張が強く、和よりも一匹狼的な感じ を受ける人が多い。その人達は大
学の医局を飛び出した人が多く、大学病院にも帰れず、又中小の民間病院
にも敬遠されがちで、結局ある一部の病院か、チェーン展開している病院に
低い年棒で入職することが多い。確かに臨床技術が高く患者オリエ ンテッド
の姿勢や医療に対する責任感やモーティベーションも 高く優れた医師が多
いのだが勿体無い話である。
そのような人達には是非自己主張を控え目にしてまず、文化に解けこみ、チ
ームワークや和を大切にしてゆけばその潜在的 能力が発揮され、又グロー
バル化時代を迎えた我国に於いてやがては病院での中心的役割を果たす
にふさわしい人財として迎えられることは間違いない。
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