メールマガジン【勤務医 有利な転職不利な転職】

▼・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・▼
勤務医 有利な転職不利な転職
その12
2005.4.26

 〜リストラ時代の雇用形態〜
    
▲・━・━・━・━・━・━・━・ ━・━・━・━・━・━・━・━・▲

 我国経済はバブル景気の破綻に端を発し、一般企業に於いて
 はパート労働、臨時雇用、派遣労働といった多様な雇用の流動
 化形態が採用され、景気に合わせた政策が定着化してきた。今
 後も厳しい企業間競争を勝ち抜くためには更なる人材のリスト
 ラが行われ、常雇いの正社員は企業におけるマネジメント階層
 とひとにぎりの専門職や技術職を残し、かなりの人材をアウト
 ソーシングに頼る社会に変わってゆくことが確実視される。

 ひるがえって医療においてはどうなるであろうか。病院の一般
 職に於いては一般企業並みに派遣やパート労働化は当たり前と
 なってきたがコメディカルに於いては安全や信頼を基本とする
 医療に於いてはまだそこ迄は行っていない。ただし、コメディ
 カルに於いては各人の技術力や生産性を厳しくチェックする能
 力給賃金の採用で人件費を押さえ、ギリギリのマンパワーで経
 営とやりくりするところが増えている状況にある。


 

 

戻る