| 昨年4月よりいよいよ医師、看護士の派遣制度が自由化された。
派遣制度の規制撤廃により一般職だけでなくコメディカルの技
術職もかなりの職員がその対象となる可能性は高い。一般企業
に於いて専門職も含めた一定レベル以上の人材の確保や事業の
スピーディーな再編成に伴う新たな人材の短期間内での育成は
難しく、派遣社員を活用する企業は多い。派遣会社の活用で有
利な面は労働力の増減などのフレキシビリティーと自社に派遣
された合わない人材の交換を要求できる面がある。病院に於い
てはコメディカルの法定人員は決められてはいるが、しかし今
日、看護士不足や医師不足に常に悩む病院は少なくない。力の
ある医療人材派遣会社が生まれれば多くの医療機関は自前で探
すよりも派遣会社に依頼し、自院に合わない医師やコメディカ
ルを派遣に置き換えるところが続出することが予測される。
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