転職先選びのポイントは勤務先の経営内容にある。良き医療を行ってゆくには良き経営がなされていなければならない。良き経営とは職員、患者さん、地域社会に対して経営陣がどのようなスタンスをとっているかであり、その良し悪しが患者さんの数、職員の態度や顔つき、地域での評判などに現れ、結果的には財務的な経営数字に反映されるものである。
特に確認しておくべきことはトップの医療にかけるロマンや経営理念である。経営のロマンや理念は医療機関毎に様々あるが、どこでも掲げているありふれた抽象概念ではなく、わかりやすく自分の胸に響く内容でなければならない。待合室などに掲示してある文字を見ただけで判断するのは禁物である。あらかじめ聞き出すべき大切なポイントを用意してトップと直接面談の上確認・納得することが大切である。
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