メールマガジン【勤務医 有利な転職不利な転職】

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勤務医 有利な転職不利な転職
その27
2006.4.18

 〜医師の魅力 その2 コミュニケーション能力〜
    
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医師において必要とされる最も基本的な能力はコミュニケーション能力である。挨拶もろくにできない、言葉遣いを知らな いといったドクターは少なくない。

コミュニケーション能力とは言葉だけでなく、たとえば「目は口ほどにものを言う」というように目、耳、鼻、身体の五感を総動員して意志の疎通を行ういわばボディランゲージを伴うものである。よく自己表現力と言われるが良きコミュニケーションを得るには自己主張のための自分の方からの一方通行だけでは返って逆効果である。相手を心から理解しようとする心、聞く耳を訓えることはもっとも大切なコミュニケーションである。
 
極端に言えば、自分の損得勘定を離れ、相手を利する利他自利の心である。医師は病気を治す人、そのためには第一に患者さんから理解、信頼されてはじめて技術が生きる。また、患者さんとだけでなく、保護者や家族との協同作業もあり、その人達とのコミュニケーションも大切である。

第二に自分を支えてくれる、協力してくれる同僚医師やコメディカルスタッフとの
より良きコミュニケーションがさらに求められる。
 



 


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