ISO(国際標準化機構)9000シリーズは元来企業の製品やサービスの品質管理であるQCやTQCが国際化したもので、それを拡げてコスト削減など経営にまで踏み込んで改善しようとするものです。(1)は構造評価ですが、(2)はプロセス評価で、認定を受けた後も日日改善を続けて2年ごとにステップアップの認定更新を受ける義務が課せられます。(1)と同様に、国の施策に対する諸々の優遇措置も受けられます。
一般的にコンサルティング費用もピンからキリまでありますが、時間とコストをかけて分厚いマニュアルを作るよりも、初めて認定を取得する所には、必要最小限のマニュアルと取得にかける多勢の職員の時間を極力少なくすることを日医研ではお薦めしております。効率的で良質な医療提供には不可欠な認定です。ISO14000シリーズは環境管理システムについての規格であり、院内感染や院外感染につき防止を狙うものです。
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